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二大凶殺

五黄殺

ごおうさつ

五黄殺は、その年・月・日の盤で五黄土星が回座している方位です。 九星気学の数ある凶殺のうち、もっとも重いものとされます。

五黄土星は、本来「中宮」——盤の中心にあって、他の八星を統べる星です。 その星が中心を離れて外へ出たとき、統べる力は腐敗と破壊の力に転じる、と伝えられています。 五黄殺の災いが自ら招くものだとされるのは、このためです。 外から降りかかるのではなく、自分の内側から崩れていきます。

方位ごとの作用

まず、どの方位に共通する悪い作用があります。どんな星の人にも大凶です。

熱病を患う。自らの不始末による火災難。家の中にもめごとが多くなる。 盗難に入られる。中毒にかかる。欲張りになる。判断が鈍る。 古い問題が再発する。財を失い、破産する。

そのうえで、方位ごとに次のように伝えられています。

の五黄殺

部下・使用人の奸策に陥る。営業上・個人の秘密が表に出る。自らの不始末から火を出す。悪評を立てられる。色情の問題で失敗し、元気がなくなる。

南東(巽)の五黄殺

金談・縁談・契約などで遠方より面倒が起きる。見込み違いから大きな損害を出す。使用人の不正で、損害と信用の両方を失う。

南(離)の五黄殺

訴訟事件が起きる。火災難、不名誉な事態が生じる。親しい人と離れる。事業や個人の秘密が暴かれる。失業する。

南西(坤)の五黄殺

部下・使用人の不正で大きな損害を受け、信用を失う。営業が苦しくなり失敗する。妻に関する心労が多くなる。

西(兌)の五黄殺

金銭の貸借で面倒が起きる。盗難に遭う。色情と酒の誘惑に負けて浪費する。家庭も不和になる。

北西(乾)の五黄殺

資産家と争い、援助者を失う。手形や小切手の不渡りによる損害を被る。傲慢になって人に嫌われる。頭領としての信望を失う。

北(坎)の五黄殺

盗難に遭う。悪い人に紹介されて悩む。ゆすりや暴力に遭う。部下・使用人の陰謀に陥って損害が多くなる。色情と酒で失敗する。

北東(艮)の五黄殺

不動産のことで面倒が起こる。親戚や知人との間に不和が起き、絶交状態になる。相続に関わる不幸が起きる。商売がうまくいかず財産を失う。

おかしてしまったときは

万難を排して、吉方位へ移ること。それ以外に道はない、というのが伝承の立場です。 気学は「そちらへ行くと病気になる、営業の失敗を招く」と先に申し上げて災禍を予防する学問であって、 起きてしまったあとの慰めを説くものではありません。

なお、二大凶殺は200km以上で強く出るとされます (年盤の場合)。ただしこれは宿泊を伴わない祐気取りの話で、 引越などの方位取りは、たとえ1kmであっても強く受けます。

踏まないために

五黄殺も暗剣殺も、年・月・日でそれぞれ動きます。 当研究所の無料ツールは、生年月日を入れるだけで、その日の八方位の吉凶を判定します。 凶方位も隠さず表示しますので、まずはご自分の今日をご確認ください。

本ページの記述は、正統九星気学(宗家)に伝わる古典の内容です。

鑑定結果はご判断の材料としてお使いいただくもので、特定の結果を保証するものではありません。